「皮膚病に関する講演会・個別医療相談会」を開催しました

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 7/29(土)、一之宮交流館において宮崎大学医学部皮膚科との連携事業として「皮膚病に関する講演会・個別医療相談会」を開催しました。この取り組みは、もともと宮崎大学医学部皮膚科の取り組みで、皮膚科専門医がいない市町村へ出向き、皮膚病に関する啓発や予防について講演いただくとともに個別の医療相談会を通じて皮膚に関するお悩みやお困りごとの解決を図るもの。
 当日は、同科天野教授をはじめ、4名の医師と地域医療•家庭医療サークル「FMIG」の医学生14名の皆さんが来町されました。
 講演会では、天野教授による皮膚病の症例紹介やそのメカニズムを説明いただいたほか、その予防方法、早期発見のコツを伝授いただきました。

講演会後は、個別相談会が開催され、FMIGの学生による丁寧なヒアリングに加え、これを補完する形で4名の医師が医学生の指導と参加者の相談に当たられました。この中には都農町長期滞在型医療実習(LIC)において都農町国保病院で実習中の医学生もサークルの一員として参加。指導医と医学生が一体となって相談を受ける姿は、LICにおいて都農町国保病院で日常的に見られる光景そのものでした。

 参加された町民の皆さんからは「来て良かった。」、「こんなに丁寧に聞いてくれるとは思わなかった。」など嬉しい声をいただきました。

 LICは、12週間連続で都農町に実際に滞在しながら外来診療、病棟診療、在宅医療や多職種連携も学びつつ、全ての業務を「医師0年目」の主治医として体験することができるものです。
 つの未来財団では、この寄附講座の充実化はもちろんのこと、FMIGの学生の皆さんとの連携も模索し、町ぐるみで医療人を育成する基盤づくりを推進していきます!

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