ゼロカーボンタウン推進

「ゼロカーボンタウン宣言」は、7つの施策を柱に掲げ、それらに小中学校たちと一緒に取り組んでいくことを、町長と議長が共同宣言として、町内外に表明したものです。

  • 再エネ電力・地産地消エネルギーのしくみ
  • 貨物輸送クリーンエネ化・歩き回れるまち
  • 農業における一人あたりCO2排出量減
  • エコバック・マイボトル→プラスチック減
  • リサイクル・コンポスト→ゴミ減
  • 森林保護・まちなみ緑化
  • サーキュラー・エコノミーのしくみづくり

令和2年3月に宮崎県立都農高等学校が閉校し、町内の最上級学校となった都農中学校では、2021年度より、総合的な学習の時間を利用して、自らコトを起こせる「起動」人材の育成を目指し、キャリア教育「つの未来学」を展開しています。

その授業の一環で、気候変動をテーマに、課題解決のアイデアを募ったところ、300個のアイデアが提案されました。

未来の当事者である中学生たちからの提案を受け、町として、気候変動問題に積極的に取り組んでいくため、都農町議会での議論を経て、「ゼロカーボンタウン宣言」が表明されるに至りました。

中学生発信で議会承認の上、「ゼロカーボンタウン宣言」を表明しました。

宣言の表明後、300個のアイデアを提案した中学生たちだけでなく、中学生たちの姿に刺激を受けた町内の小学校3校の小学生たちからも、ゼロカーボンタウン実現のための具体的なアクションの議論に参加したいという声が集まりました。

そこで今回、各小中学校から計9名を選抜し、「U-18議会」として、都農町議会に提言する政策を議論していくことにいたしました。

18歳以下の子供たちが都農の未来を考える【U-18議会】

U-18 議会選抜メンバー
都農町小・中学生選抜チーム
「Green Hope」

令和3年9月に「ゼロカーボンタウン宣言」を表明した都農町は、ゼロカーボンタウン実現のための施策を議論する18歳以下の小中学生、高校生を構成員とした「U-18議会」を新設いたしました。

2050年に「ゼロカーボン」を実現し、都農町が理想のまちになるためのストーリーを議会のメンバーと共に、町に提案していきます。

LEGOワークで都農町の未来を考える

「都農町が理想のまちになるためのストーリー」をLEGOブロックを用いてアイデア出し。

2050年の都農町は、C02を出さないEVや水素の車が走り、各家庭には町から植物が配られ、緑やマスカットなどのくだものであふれ、おじいちゃん やおばあちゃんが毎日行ける花畑やきれいな海がある町

に決定!

CO2削減アイデアのブレスト

「環境問題ミュージアム」「ソーラー発電を増やす」 「プラスチックの袋をなくす」「ペットボトルを減らす」「ゴミを減らす 」「木と花を植える」とたくさんのアイデアが出る中で、

「木と花を植える」に絞って議論することに。

「木と花を植える」上での課題出し

木と花を植える上でどのような課題があるのかを考え、それを解決するためのアイデア出しを行いました。結果、町のグランドデザインや都農高校跡地活用における緑化の提案ができるのではないかという意見に。

町にゼロ・カーボン政策を提言

4回目までに出た「木と花を植える」課題の解決アイデアを、「自分たち でやる、できること」「自分たちと大人たちでやること」「町全体でやっ てほしいこと」の3つに分類、町への提言内容を絞り込んでいきます。