先輩の声


BUNMEIチャレンジカフェで経験を積んだ調理師とパティシエに
カフェでの仕事や都農町での暮らしについてお話を聞きました。

調理師 穂満 啓太

宮崎調理製菓専門学校(現・マナビヤ宮崎アカデミー)調理師専攻科卒業後、某フレンチレストランにて調理師として勤務。2021年9月~2022年3月BUNMEIチャレンジカフェにて就業。現在、和食チェーンレストラン勤務。

 安定したサポート下で自分の特技を生かして活躍できると思い、応募しました。

 在職中は、都農町の食材を用いた定食や持ち帰り弁当を提供。食材の使い方にこだわり、旬の食材を一番美味しく調理することに注力しました。お客様から「美味しかった」と言われたとき、財団職員から料理を認めてもらえたときにやりがいを感じました。お客様から、「ウチの野菜使って!」と食材をいただいたり、農家さんから生産品を使って何か作ってほしいと依頼されたことは印象的でしたね。

 都農町の食材の豊かさによって、食材の扱い方や保存法などを幅広く学ぶ事ができ、現在勤務する会社にも食材に関して提案をする程には身についたと思います。

 また、これまで、原価や売値の計算・管理など、お金に関わることが苦手で避けてきました。しかし、BUNMEIチャレンジカフェでは自分がそれらを責任を持って行わなければならず、はじめは苦労しましたが、店舗経営に配慮した料理が考えられるようになったところに、自分の成長を感じました。

 都農町は優しい人が多く、のんびりとした空気が流れています。自然も豊かで農業が盛んなため、食材が豊富で料理人にとっては最高の町だと思います。休みの日には、都農漁港で魚釣りをしたり、仲良くなった町民の方々とバーベキューやデイキャンプなどをして過ごしました。海、山、川など自然がいっぱいで、一年を通して退屈しません。

 これまではイタリアンやフレンチといった洋食を好んで作ってきましたが、都農町の食材と向き合う中で和食にも興味が湧き、現在は和食店で経験を積んでいます。将来的には、自分の店を持つことが目標です。

 私のように、将来地方で開業したいなど目標がある方は、省リスクで実践に限りなく近い形でチャレンジができる、魅力的な施設だと思います。文明チャレンジカフェを運営するつの未来財団は、スタッフ同士の距離感が近く、悩みなど気軽に相談ができるので、ストレスをあまり感じることなく活動できました。

パティシエ 小野 喜敬

宮崎調理製菓専門学校(現・マナビヤ宮崎アカデミー)パティシエ科卒業後、宮崎市内のパティスリーカフェでパティシエとして勤務。2022年4月~BUNMEIチャレンジカフェにて就業。現在に至る。

 転職を考えていたとき、このBUNMEIチャレンジカフェのことを知りました。休日を利用し、何度か都農町に足を運ぶ中で、のんびりとした町並みや自然豊かな土地にワクワクしたことをよく覚えています。将来お店を構えたいと思っている場所も、静かで近くに自然を感じられるような土地だったので、そのイメージとも合致し、応募、移住を決めました。

 就業して4カ月ほどは、前任の穂満さんを引き継ぐ形でランチとお弁当を提供しました。財団の担当者と打合せを重ねた後、私の専門であるケーキ、焼菓子の製造・販売に切り替え、ドリンク提供などのカフェ業務も担っています。ケーキを作る際には、地元の生産品を使い、町民の方に馴染みのないような形や味わい、質感の商品を創ることに力を入れています。

 これまで果物の加工経験があまりなかったので、ケーキをつくる上で頭を悩ませる点でした。しかし、試作を重ねて少しずつ調整を行った結果、加工術も身についたように感じます。準備した商品が完売したときや、カフェで召し上がったお客様が「美味しかった」と言ってお帰りになるときは、すごく嬉しいですね。

 つの未来財団は、明るい雰囲気の職場です。そのおかげで、私自身、性格的に明るい部分が増えたと感じています。また、お給料をいただきながら自分の目標に合わせたチャレンジができるのは、ありがたい環境だと思います。

 私は宮崎市から移住しましたが、都農町は人口1万人のまちで、フレンドリーな方が多いので、温かい印象です。高い建物が少ないので、空や星がすごくきれいに見えます。何気ない町並みや自然の風景が好きです。

 今後の目標は、パティシエという職を楽しむこと。就業して1年以上経ちますが、イベント出店やアップサイクル事業など、新たな試みが始まり、忙しい毎日を過ごしています。ありがたいことですが、主であるカフェ業務に専念したいという思いもありました。今後はパティシエという職を通して、お客様に喜んで頂けるお菓子を作っていくことはもちろん、癒しの時間と空間、自分好みの厨房、そんなお店でお客様と過ごす毎日が私の夢です。

 文明チャレンジカフェは、食材に恵まれた都農町という地で、リスクなく、やる気次第で挑戦・勉強できる場所です。食を通じて、地元の方とも交流しながら自分の価値を高めていってください。